株式投資には値上がり益(キャピタルゲイン)以外にも
配当(インカムゲイン)や優待という制度があります。
特に楽しみながら株式投資をしたいのなら「株主優待」は
お勧めです。
自社製品を優待にしているところが多いようですが、
他にもクオカードやカタログで選べるという企業もあります。
こういう「株主優待」を基準に銘柄を選ぶというのも
1つの方法です。
しかし、今は「株主優待」はかなりメジャーな方法になってきたなと
感じます。
バブルが崩壊して日本株が低迷していたときに株式評論家の木村佳子さんが
確か「カレンダー投資」(ネーミングは違うかもしれませんが)を
推奨されていました。
これは株主優待を毎月もらえるよう決算月が異なる銘柄に投資していこうと
いうものでした。
これなら楽しみながら株式投資ができますね。
ただ、個人投資家には楽しみの多い「株主優待」ですが、
外国人投資家や機関投資家などには評判が悪いと聞きます。
「優待」より「配当」もしくは「株価を上げろ」というのが
大口投資家の言い分です。
気を付けたいのは企業側も「株主優待」はサービス的なものと
捉えているので急にやめてしまうということもあり得ます。
そうなるとがっかりした個人投資家が売りに走るということも
あるのでこのあたりはリスクとして承知しておいて下さい。
0コメント