手を広げ過ぎないことが重要です②

投資には「分散」が大事と言われます。

確かにその通りなんですが「分散」の意味も取りようによってはということも

あります。


よく言われるのは「株式投資」で似たような業種ばかり買ってしまうことです。

ただ、これは個人投資家は仕方ない面もあります。

例えば個人が実際接する業種といえば「飲食店」とか「スーパー」「コンビニ」

などいわゆる小売業に偏ってしまうのは当然と言えば当然です。

むしろ、業種が偏らないようによく知らない業界の何をしているかわからないような

銘柄を買ってしまう方が問題です。


「投資信託」も何本も買っていても同じような「投資信託」ばかり買って

全然「分散」ができていないこともあります。

それであれば1本で世界に投資できる「世界株式のインデックスファンド」を

1本買えば十分です。


「分散」と「手を広げ過ぎる」ことは違います。

「分散」は根拠があってこういう風に分けていると言えることです。

「手を広げ過ぎる」のはいつの間にか結果的に数が多くなってしまった

ということです。

投資初心者の方は最初は「分散」以上に「手を広げ過ぎない」ことに

注意して下さい。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。