投資信託に関する誤解

「投資信託」とはざっくり言うと、私たち投資家から集めた資金を

運用会社(ファンドマネージャーが属しているところ)が株式や債券などに

投資するように指示を出し、信託銀行が実際売買を行ない、資金を管理します。

運用会社が株式や債券の選択をしてくれるので、プロに運用を任せられる商品

だということになります。

「投資信託」には「基準価額」というものがあります。

これは「投資信託」の取引価格のことです。「投資信託」の純資産額を口数で割った

ものが「基準価額」です。

今、「基準価格」が10000円のAという投資信託と20000円のBという投資信託が

あるとします。

AはBに比べて安い投資信託と言えるかといえばそんなことはありませんし、

BはAより優秀な投資信託なのかと言えばそんなこともありません。

「基準価額」は単純に投資信託の取引価格を表しているだけで、「基準価額」が

高い投資信託が良い投資信託というのは当てはまりません。

「基準価格」だけを見て、投資信託の良し悪しは決められないのです。




社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。