iDeCoは規制が厳しい

「iDeCo」はおススメというファイナンシャルプランナーは多いです。

確かに「iDeCo」はおススメなんですが、

それでも「iDeCo」にだって死角はあります。


なんといってもまずは現在は60歳まではお金を引き出せないことです。

口座の中で売買はできますが、現金を引き出して使うということは

できません。

しかしこれは使えないから貯まるとも言えます。

ただ、20代の方が節税になるからといって目いっぱい「iDeCo」に

積み立てしていると何かお金が必要になったときに困ることになります。


他にはコストがずっとかかることです。

開始時はもちろん、運用している間、受け取るときにも手数料がかかります。


私が特に厳しいなと思っているのは「iDeCo」の口座を開設したら60歳まで

ずっと月5,000円以上を積み立てなければならないことです。

積み立てをやめたい場合は「加入者資格喪失届」を金融機関に提出しなければ

なりません。

ただこの間も事務委託手数料や口座管理手数料は必要になります。


これらのことから「iDeCo」でも始めてみようかと軽い気持ちで口座を

開設してしまうとあとからこんなはずじゃなかったと思うことが

あるかもしれません。

口座を開設したら必ず積み立てを始めなければならないので。

「iDeCo」は節税などのメリットは大きいのですが、

それと同時に規制も厳しいということは注意しておく必要があります。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。