損害保険の考え方

台風のニュースを目にするたびに

「保険の備えは大丈夫かな?」と気になります。


保険のことでご相談にいらっしゃるお客様を見ていて思うのは

”保険といえば生命保険”ということです。

生命保険に関しては「入り過ぎではないか」「この保険でいいのか」など

いろいろご相談されます。

あるときお客様に、この生命保険を解約して台風などに備えた損害保険の加入を

考えてみて下さいとアドバイスすると反応が薄いことがありました。


これはやはり保険といえば生命保険のことで、損害保険はどうしても

後回しになってしまうからだと思います。


ただ、生命保険は健康保険でかなりの部分がカバーできます。

死亡の場合の保障は考える必要がありますが、

これもお子さんが成人してしまうとあまり必要性もなくなってきます。


むしろ、地震や台風などはいつやってくるかわかりませんし、

カバーできる公的補償というものがほとんどありません。

自分で備えるしかないのです。

ただ、家を再建するためのお金を全部保険に頼ることは

難しいと思います(保険料との兼ね合い)。

事が起こったときに当面の生活再建に必要な補償でよしと考えると

少しは気が楽でしょうか。


台風が来ている地域の皆さま、お気を付け下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。