真面目な人ほど答えが1つと思いがち

私の両親はわりと真面目な人たちで

そんなに視野が広い人たちではなかったので

いつもこうしないといけないとか

こうしてはいけないとか言われ私は育ってきました。

オトナになって世の中が白と黒で割り切れることばかりではないと

いうことに段々気づいて私はラクになりました。


それまではこんな生き方をしてはいけない、

こういう生き方をしないといけないなど自分をがんじがらめに

していた部分があったように思います。


私だけではなく多かれ少なかれ日本人にはこのような傾向が

あるのではないでしょうか。

例えば老後2,000万円が必要と話題になったときに

どうしようとオロオロした人も多かったと思います。


これにはいくつかの問題が潜んでいます。

まず、ほんとに誰でも2,000万円が必要なのかということ。

2,000万円を持っていなくては安心して老後を送ることはできないのか。

2,000万円をつくることは本当に無理なのか‥など。


老後には2,000万円が絶対必要 → 2,000万円なんて絶対ムリ

→ 私の老後は不安でいっぱいだ

こういう風に悪いスパイラルに入ってしまい

不安だらけになってしまうのでは人生楽しくありません。


2,000万円をつくるのが無理であるなら、生活の仕方を工夫する。

どうすれば2,000万円は無理でもそれに近い金額をつくれるのかなど

考え方や答えはいくつもあります。


そもそも老後2,000万円問題というのも疑ってほしいと思います。

そんなひとくくりで考えられるような問題でもないんだけどな‥。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。