人生100年時代に追いついていない

ここ最近、とみに「人生100年時代」という単語が聞かれるような

気がします。

寿命が延びたことが原因なのでしょうが、70歳まで働きましょう

というのは公的年金を少しでも払わずに済ましたいという

政府の陰謀なのでは?と思ってしまいます。


しかし、企業にしてはある意味大迷惑かもしれません。

定年制を伸ばしてできるだけ長く雇って下さいねと言われて

いるようなものですから。


このように年金や雇用環境もそうですが、

iDeCoなども全く人生100年時代に追いついていません。

iDeCoの場合、60歳で掛金が拠出できなくなっては

100歳まで40年もあります。

せめて70歳までは拠出できるような制度になることを

期待したいです。


公的年金には繰り下げという制度があります。

年金を65歳でもらわずに、もらうのを遅らせると

年金が増えるというシステムです。


人生100年時代であれば少しでも年金を増やしましょう‥

というのはわかるのですが、自分自身が楽しんでお金を

使える時期にお金を使ってこそお金の意味があるのに‥

と思ってしまいます。


社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。