先日、オリックスが2024年の3月で優待廃止を発表しました。
オリックスの株主優待はかなり豪華で個人投資家に人気があります。
カタログ優待でいろんな都道府県のおいしいものが食べられます。
3年以上の株主はカタログの内容がランクアップします。
私も株主なのですが、オリックスの優待廃止はかなり意外に思いました。
個人投資家を重視している企業だと思っていたからです。
きっとオリックスの個人株主は私と同じような思いを持っていると思います。
業績もよく高配当株でもあるのですが、
やはり豪華な優待というのは個人投資家の楽しみでもあります。
しかし、外国人投資家や機関投資家には株主優待というのは評判が悪いと聞きます。
優待はどうしても個人投資家向けと捉えられ、
公平さに欠けると考えられるようです。
昔は株式持ち合いという制度が機能していました。
取引のある企業同士でお互いの企業の株を持ち合うのです。
こうすれば関係が続いている限りは株を売られたりしないので
お互い安心、安定株主万歳!という感じだったのです。
しかし、株式持ち合いは段々下火になってきました。
その代わりの安定株主として期待されているのが個人投資家です。
個人投資家に株を買ってもらうのに「優待制度」というのは
なかなか効果的なのです。
ただ、優待には費用も手間もかかります。
昔、ドトールの株主だったことがありますが、
毎回なかなか豪華な優待でした。
ドトールの商品なのですが都度品物が変わります。
1度牛乳パックに入ったアイスコーヒーが6本だったか入っていて
運賃だけでも馬鹿にならないなと思った記憶があります。
現在、ドトールの優待はカードになっています。
個人投資家の中には優待を目当てに投資している人も多いと思います。
個人投資家が優待をもらうことだけが目当てで銘柄を選ぶのは
私はあまりお勧めしません。
その企業が好きだから応援したい、そしてその企業の商品を
優待としてもらいたいと思いながら
投資されるのがいよのではないでしょうか。
0コメント