「一般NISA」の使い方

資産形成をしたい若年層の方は「つみたてNISA」を使って

投資信託を買うのがよいと思います。

年間40万円まで積み立てできますし、それを20年間続けると

元本だけで800万円にもなります。

これは大きいです。


しかし、50代後半、60代の方であるともう今から積み立てもなあ‥と

思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そこそこお金は貯まっているし‥という方も多いことでしょう。


そういう方であれば「つみたてNISA」ではなく「一般NISA」を

利用することを考えてみられてもよいでしょう。

「一般NISA」は年間120万円まで、非課税期間は5年です。

では、一体何を買えばよいのでしょうか?


私は「株」がよいのではないかと考えています。

所謂「高配当株」を買うのです。

120万円であれば5銘柄から6銘柄ぐらい買うことも可能です。

10万円で買える株であれば12銘柄買えることになります。


例えば平均して3%の配当があるとすれば年間36,000円の配当が貰えます。

特定口座で購入すればここから20.315%の税金が引かれますが、

「一般NISA」であれば36,000円が丸々受け取れます。


5年の間に何割か値上がりすれば売ってもよいでしょう。

3割値上がりしたら売るなどのルールを決めておいてもよいかもしれません。


但し、この方法は120万円の余裕資金があるということが前提です。

高配当株といっても配当は絶対ではありません。

業績が悪ければ無配(配当がない)ということもあり得ますし、

株価が安いから結果的に高配当になっているという可能性もありますので

このあたりはきちんと見極めることが必要です。


「株主優待」がある銘柄であればもっと利回りは上がりますし、

楽しみながら株式投資をすることができます。





社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。