塊を死守しながら資産を作っていく

前回の記事で貯金がない方はまずは30万円、50万円を目標に頑張りましょうと

書きました。

最終的には100万円を1つの目標にしていただきたいです。


30万円でも貯金がない方が一生懸命頑張って貯めたというのは素晴らしいのですが、

30万円では何かあったときに全部なくなってしまうという可能性があります。

100万円であれば余程のことがない限りすぐに底をつくということはありません。

30万円で気を緩めず次のステップへと向かいましょう。


100万円が貯まったらこれは近々に何かあったときのためのものとして

置いておきます。

生活防衛資金と思っておかれるとよいと思います。

たまに100万円貯まったから「資産運用」をしたいと言われる方もいますが、

これは「資産運用」には回せません。

100万円はあくまで何かあったときのためのお金なのです。


そしてここから毎月の積み立てを「資産形成」にしていきます。

これまでのペースを守りながら「投資信託」の積み立てをしていきます。

しかし、100万円では何かあったときにまだ不安というのであれば、

積み立て額の半分はこの100万円に上乗せしていく部分、

半分は「資産形成」の部分というように分けられると良いでしょう。


まずは一定程度の塊を作って、その後「資産形成」へと進んで下さい。

社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

兵庫県宝塚市在住の社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーのサイトです。